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1GHz CPU搭載のWindows Mobile端末「T-01A」
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T-01A
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「T-01A」は、OSにWindows Mobile 6.1を搭載する、PROシリーズの東芝製FOMA端末。東芝が欧州向けスマートフォンして発表した「TG01」と、ほぼ同等のモデルとなる。発売は6~7月の予定。
クアルコム社が製造する1GHzのCPUを搭載しており、メインディスプレイは4.1インチ、ワイドVGAサイズのタッチパネル液晶ディスプレイ。文字入力用のハードウェアキーは搭載せず、ソフトウェアキーで入力する。ディスプレイ下部には、ホームキーなどのハードウェアキーが配置されている。これらのキーの上部付近のディスプレイに触れながら、上方向へなぞると、画面上には方向決定キー/タッチパッドとなるソフトキーが表示される。方向決定キーの右下をクリックすると、タッチパッドに切り替わり、マウスポインタを操作できる。日本語入力はATOKが標準となる。
端末には3軸のセンサーを内蔵し、端末の向きに合わせて画面の縦横を切り替えられるほか、本体を振って電話に出たり、ホーム画面に戻るといった設定が可能。センサーのAPIを使ったオリジナルのWindows Mobileアプリケーションも開発できるという。
メインメニューは、オリジナルの「ストライプメニュー」が用意され、好みのURLやアプリを登録できる。登録できるアプリなどは、縦に10個、横に8個まで。ネットフロントの技術を利用した「ガジェットメニュー」に切り替えることもできる。Internet Exploror Mobile 6を搭載し、Flash Lite 3.1にも対応する。
マルチメディア機能も充実しており、音楽再生、動画再生、RSSやポッドキャストを利用できるアプリ「Kinoma Player」や、明鏡国語辞典、ジーニアス英和辞典、ジーニアス和英辞典をセットにした電子辞書などを備える。また、カメラで撮った写真や動画を編集するアプリケーションを内蔵。GPSにも対応し、「いつもナビ」で現在地の測位やナビを利用できる。
内蔵のメモリはROMが512MB、RAMが256MBで、8GBのmicroSDHCを同梱。microSDHCは最大16GBまでサポートする。このほか、端末には立てかけスタンドや、ストラップを通せるシリコンケースなどが付属する。充電アダプターやヘッドホンの接続にはminiUSB端子を利用するが、この変換ケーブルも端末とセットで提供される。また、FOMA端末のアドレス帳データを「T-01A」へ転送できるコピーツールを用意する。なお、iモードには非対応だが、iモード.netが利用でき、iモードメールを参照可能。端末にはiモード.netへのメニューがショートカットとして登録されている。
通信は下り最大7.2MbpsのHSDPAに対応するほか、海外ではGSMも利用可能。無線LANも搭載する。また、Bluetoothを備え、サポートするプロトコルは、HSP、HFT、A2DP、AVRCP、OPP、SPP、HIDの7種類となる。
大きさは130×70×9.9mm、重さは129g。連続待受時間は約250時間、連続通話時間は約210分(いずれも3G)。東芝製ノートパソコン「dynabook」の薄型化技術を応用し、9.9mmというボディサイズが実現されている。また無線LANもサポートする。ボディカラーはシルバーとブラックの2色。
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■ URL
ニュースリリース
http://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/page/090519_00_4.html
(関口 聖, 石野純也)
2009/05/19 14:00
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ケータイWatch編集部 [email protected]
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