本日は美味し~い記事です
素敵なイベントに参加させていただきました。こちら↓
エスコフィエ協会会員 調理専門学校教授 ブラッスリー・アブサンとジャングルジャップ総料理長
フードコーディネーター実技養成スクールも開講されている
加藤忠雄氏のフランス料理と、
わたくしも大好きなグルメブログ「
究極のレルトラン・名古屋」(東海人気ブログランキング不動の1位)
を書かれ「食」をテーマに雑誌やラジオにでもご活躍中の
ランディさまセレクトのワインを
管理栄養士・野菜ソムリエ・オリーブオイルソムリエとしてご活躍、雑誌掲載も多数
輝き続けるワーキングマザー代表の
寺倉里架さま主催
美楽徠(ミラクル)サロンにて楽しむイベント
「加藤忠雄氏とランディによるフランス料理とワインの宴」でございます。
お料理はレシピにそって目の前でシェフが実演してくださり
「家庭でも作れるフレンチ」を同時に学ぶことができるという嬉しい特典つき。
ごく一般的な調理器具で本格的フレンチが作り出される様子は なるほどの連続!お勉強になります。
加藤シェフの楽しいおしゃべりに笑いが絶えません。
司会進行役の寺倉さまは
わたくしたちが帰宅後もこのお料理を再現できるようにとの決め細やかな気配りから、
上手に加藤シェフに質問をはさんでくださいましたよ
さあ それではメニューのご紹介に入りますね(^_-)-☆
まずはこちら。
●前菜●
アスパラ畑と野菜のお花畑、
ノルウェー産サーモンのタルタルと共に
新鮮なサーモンはきっちりと塩味がきき 旨みも甘みもたっぷり
それを「畑のキャビア」とんぶりや
ケイパーやシェリービネガーのしっかりめの酸味でいいバランスをとっています。
付け合せの生野菜たちの甘みと、しゃりしゃりした食感もさわやかでした。
とても春らしい前菜
お花畑をテーマとした可愛らしい一皿 でもお味ははっきりしていて各素材に主張があります。
今回のお食事会で わたくしがとても嬉しかったのは
お料理ごとに一種類づつのワインを堪能できること。
わたくしのような育児真っ最中のママグラファーにはめったにない機会です。
それもあのランディさまセレクトです!!!
嬉し
前菜にセレクトしていただいたのは
パスカル・ジョリヴェ サンセール2008(ロワール)ソーヴィニヨン・ブラン100%(写真右)
です。
寒い地方のスッキリしたワインで酸味が強いですが
本当にまろやかで爽やか
まったくクセも苦味もないフレッシュな味わいです。
8℃~10℃のベストな冷え具合に、ワイングラスもうっすら曇りクリアなとろみ感も美しいです。
こちらは「葱」っぽいお料理に合うようです。
お、おいしい。。。。と思わずつぶやいてしまいましたナウ。
今度は是非わたくしの大好きな「和食」にもあわせてみたい、
百貨店で見かけたら即買いします!というワインでした
さてお次は
二つ目の●前菜●
フォワグラのソテーとイチゴのランデブー、
ポルト酒風味ソースの香り です。
きゃ~~~~ん。わたくしの大好物のフォアグラ~~~~~~~~ん。
しかも イチゴとのランデブーですって!
ランデブーの意味知ってます?
「男女が会うこと。あいびき。デート。」
ですよ。きゃーーフォアグラとイチゴはそんな仲だったのねーーーーーっ
(ごめんなさい。テンションUPUPでつい。)
フォアグラと大根の組み合わせも気に入ってますけど、苺も大好き!フルーティでいいです
マデラ酒とポルト酒を煮詰めたコクのあるソースと苺の香り
フォアグラのもったりした濃厚な風味が 甘み酸味の強いソースで これまた最高のバランス。
美味しいです。満足です。見た目も綺麗です。
フオアグラ苺に合わせたワインは
ドメーヌ・アラン・ブリュモン・シャトー・モンテュス・マディラン 2006(仏南西部)
タナ 80%、カベルネ・ソーヴィニヨン 20%
タンニンの強い赤ワインです。フォアグラのような濃厚なお料理との相性は最高。
(ランディさま、このように地図を使って分かりやすくワイン講義をしてくださいましたよ。)
お料理だけでも美味しい、ワインだけでも美味しい、でも
双方が合わさると相乗効果で「さらに美味しい」などという表現では足りず、なんと言いますか
立体的になるんですよね。
ワイン好きなあなたなら わかるわかる
ですよね
さあ お次は●お魚のメイン●です。
魚介のブイヤベース風、黄金色のパイ包み焼き
黄金です!ナイスなネーミングですねえ。この可愛い葉っぱも当然一つ一つ丁寧に作られていて
見た目で楽しみ お皿をくるくる回してから
スプーンをパイ生地に入れる瞬間の サクッという音 ふわ~っと広がる魚介の香り
幸せ
ブイヤベースといえば もっと濃厚でにんにくも効いたドロっとした「ピューレ」のようなスープを
カリッと焼いたパンにつけていただくスタイルがわたくしのイメージでしたが
こちらは和食に通じるようなさっぱりとしたサラサラブイヨンに
蒸された魚介がプリンプリンの状態で入っています。
具を噛むたびにジュワっと海鮮の旨みがでて、スープからはサフランがほのかに香り、綺麗なバランスです。
もっときちんとお写真を撮りたかったのですが ごめんなさい 美味しくて気がつくと完食していて。。。
ワインもお料理もフォトグラファー的にはもっと多角度のお写真をお見せしたいのですが
今回は食い気に勝てませんでした(超言い訳)
ワイングラスが空くとスマートにサービスしてくださる寺倉さま&スタッフさん。
ありがとうございましたm(_ _)m
いよいよ●お肉のメイン●
こちらが今話題沸騰中のマンガリッツァ豚ですよ!空輸です!
マンガリッツア豚のステーキと旬の彩り野菜たち
ソースヴェルデを添えて
マンガリッツァは羊のような愛くるしい姿と分厚い脂身が特徴。
脂肪の融点が低いので脂身を口に入れると一瞬で溶けて消える世界一軽やかな脂身が特徴とのこと。
ご覧あそばせ このジューシーなお肉
一口食べると同時に参加者一同顔を見合わせました。
なにコレ 新種のお肉??美味しい~
そうなんです。全く脂っこくなくさらっとしているんです。そして甘い。
豚くささもゼロ。コクと旨みだけは十分。わたくしにとってこれはもはや豚肉ではありませんでした。
イベリコ豚の濃い~旨みとも もち豚の甘~い脂とも違います。
これから加藤シェフがこのマンガリッツァ豚を日本に広めてくださるようなので(きっとね)
みなさまも是非一度ご賞味あれ
メインの二皿のためにランディさまがセレクトしたワインはこちら。
お魚→
ドメーヌ・ドゥ・ラ・フェルムブランシェ カシー2007(プロヴァンス地方)
クレレット・ブランシュ、マルサンヌ、ユニ・ブラン、ソーヴィニヨン・ブラン
雨の少ないプロヴァンスは海からのミストラルのお陰で害虫が吹き飛ぶので低農薬での栽培が可能だそうです。
お肉→
ドメーヌ グロ・フレール・オート・コート・ド・ニュイ 2006 (ブルゴーニュ地方)ピノ・ノワール100%
赤い苺やフランボワーズな感じのワインです。
豚肉は酸味が少ないためそれを補う意味でこのやや酸味の強いワインが合うのですね。
あの長期熟成のどっしりした感じが美味しいロマネコンティがこのピノワール種だそうです。
どちらも セーブしないとついついどれだけでも飲めてしまいそうな美味しいワインでした。
ああ、このワインの中で溺れたい。。。
こちらは名古屋のグルメは皆さんご存知の
いとまゆさんの
パンそして
ニューヨークチーズケーキです。
パンは外はかりかり中はもちもち、お砂糖ではない「甘さ」がしっかりして
小麦粉の青っぽい風味も生きていてとっても美味しかったです。
チーズケーキも素材の良さをはっきり感じました。甘さ控えめでフレッシュで、いとまゆさんの愛情を感じました。
デザートワインは
トゥー・マウンテン・ワイナリーカベルネ・フランレゼルヴァ 2004 (ワシントン州)カベルネフラン100%なじみのない気がするアメリカワインですがとても美味しいものが沢山あるとのこと、へえ!
優しい感じの甘いワインでランディさま曰く「鉛筆の芯みたいな感じ」
なるほど本当だ 鉛筆の芯だ~ おもしろい
お料理は「バランス」です。
それも
見た目 味 香り 食感 そして 栄養。。。 トータルでの「バランス」ですよね。
一つづつのお皿の上でバランスをとり
前菜に始まりデザートに終わる 全体の流れの上でもバランスをとり。。。
わたくしはいつも思うのですよ。
料理人は芸術家そして
レストランは 総合美術館 だと。
こちらがミラクルサロン↓
加藤シェフのもつエスコフィエという称号は フランスでは医者や弁護士に並ぶ高い社会的地位だそうです。
それほどまでに
一流シェフは尊敬され憧れの的であるのですね。
わたくしも創造的なお仕事をさせていただいておりますが
ずっとスタジオにいたりパソコンの前にいたりすると想像力とかインスピレーションが枯渇してきます。
定期的に[美}に触れることが絶対必要なんです。皆様もきっとそうでしょう、「美」には充電力がありますものね。
美しい四季の移ろいを感じたり 大自然の中に身を投じると 生命力がよみがえります。
そして都会人の特権、「美しくて美味しいレストラン」が沢山ある名古屋で暮らしていることは
気軽に素晴らしい総合美術館に行けるということ。
ランディさま、わたくし達名古屋人に 美しくて美味しいレストランの情報を
いつも惜しみなく提供してくださってありがとうございますm(_ _)m
またブログにお邪魔しますね。
今回のハートフルで上質なお食事会を一ヶ月も前から準備してくださった加藤シェフ、
寺倉さま そしてスタッフの皆様
本当にありがとうございました(*^^*)
また是非参加させてくださいね