2013年9月5日
日本電気株式会社
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「PC教室の様子(墨田区立桜堤中学校)」 |
「普通教室 机上での利用イメージ(同 中学校)」 |
NECは、東京都墨田区教育委員会へ、Windows8搭載、12.5型タッチパネルを採用したタブレットPC「VersaPro タイプVZ」を300台納入しました。
同教育委員会は、本年4月に本タブレットPCを区内の小中学校36校のうち7校に配布し、各学校で随時利用されてきましたが、教員向けのICT利用研修を経て、授業での本格的な利用を順次開始します。
タブレットPCが配布された各小中学校では、例えば、体育でマット運動を撮影しその場で生徒に見せて指導するなど授業で活用したり、また授業準備のために先生が職員室へ持ち込んで、教材作成や先生どうしでのディスカッションにも活用しています。
同教育委員会は、学校のパソコン教室にあるPCの更新にあたり、Windows(R)XPのサポート終了を視野に最新機種の導入を検討し、パソコン教室から普通教室へ持ち出して利用する際の持ち運び易さなどを考慮してタブレット型の端末を検討してきました。
また、同教育委員会は、導入するタブレット端末として、複数の生徒が見やすい大画面であること、他の教室へ持ち出しやすい1kg以下の軽量であることを、最も重視していました。さらに、区内全校に導入済みである校内の業務システムなどとの親和性やセキュリティ確保の観点からWindows OSであること、パソコン教室でのPC操作実習や普通教室で電子黒板やプロジェクタなどと接続するため、キーボードやマウスと接続ができ、有線LANや外部ディスプレイ用コネクタを装備する高い拡張性があること、利用シーンに応じた手書き入力ができること、も重視していました。
今回、これらのすべての要件を満たすタブレット端末として、「VersaPro タイプVZ」が採用されました。
今回の「VersaPro タイプVZ」の導入は、総務省の「フューチャースクール推進事業」による実証研究結果を踏まえて制定されたガイドラインに基づき、政府が目標に掲げている「2010年代中に全国の小・中学校で児童・生徒1人1台の情報端末整備」を見据えて、同教育委員会が、パソコン教室から普通教室に移動してPCを利用できる環境づくりに取り組んでいるものです。
NECは、今後も、タブレットPCをはじめ「NEC 学校ICT推進ソリューション」を継続的に強化・拡販することで、「21世紀にふさわしい学び」が目指す環境の実現に貢献していきます。
以上
導入事例 パソコン教室から普通教室へ広げるタブレットPC活用 墨田区教育委員会様
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