ロシア、シリア基地で軍事装備撤収の様子 アサド政権崩壊後=衛星画像

ロシア、シリア基地で軍事装備撤収の様子 アサド政権崩壊後=衛星画像
シリアのアサド政権崩壊後、ロシアがシリアの空軍基地で軍事装備を撤収していた様子が、マクサーが公開した衛星画像から示された。12月9日、フメイミム空軍基地を撮影(2024年 ロイター/Maxar Technologies/Handout via REUTERS)
[モスクワ 13日 ロイター] - シリアのアサド政権崩壊後、ロシアがシリアの空軍基地で軍事装備を撤収していた様子が、米民間衛星画像会社マクサーが13日に公開した衛星画像から示された。
画像には、シリア西部ラタキアのフメイミム空軍基地で貨物などの積載準備ができた大型輸送機「アントノフAN─124」とみられる機体が少なくとも2機写っている。
マクサーは「付近ではKa─52攻撃ヘリコプターが解体され、輸送の準備が進められている。S─400防空システムの一部も同様に、空軍基地の従来の配備場所から移動の準備が行われている」とした。
地中海沿岸のタルトゥース海軍基地については「12月10日の撮影以来ほぼ変化はなく、タルトゥース沖でフリゲート艦2隻が引き続き観測されている」とした。

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