〔マーケットアイ〕株式:日経平均は安値もみ合い、半導体株の一角がしっかりで下支え

[東京 8日 ロイター] - <10:15> 日経平均は安値もみ合い、半導体株の一角がしっかりで下支え
日経平均は前日比300円安となる3万9700円台後半の安値圏でもみ合いとなっている。金利上昇基調への警戒感がある一方、寄与度の高い半導体関連株は安く始まった後、一角がプラスに転じており、指数を下支えしている。根強いAI(人工知能)期待が背景とみられている。
東京エレクトロン(8035.T), opens new tabは1.1%高、アドバンテスト(6857.T), opens new tabは1.5%高。2銘柄で日経平均を約70円押し上げている。一方、日米金利が上昇基調にある中、TOPIXグロース指数が相対的に同バリュー指数より弱い。業種別の銀行はめぶきフィナンシャルグループ(7167.T), opens new tab、山梨中央銀行(8360.T), opens new tabなど地銀株の強さが目立つ。
<09:10> 日経平均は反落で寄り付く、米利下げペース鈍化の思惑 下げ渋りも
寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比203円94銭安の3万9879円36銭と反落してスタートした。米国市場で強い経済指標を背景に利下げペース鈍化の思惑が強まり、ハイテク株を中心に主要3指数が下落したことを嫌気する売りが先行した。前日の株高を受けた反動の売りも出やすいとみられている。
前日に強さが目立った半導体関連株は、日経平均への寄与度の高い東京エレクトロン(8035.T), opens new tabやアドバンテスト(6857.T), opens new tab、ソフトバンクグループ(9984.T), opens new tabがいずれも軟調でスタート。ただ、その後はプラスに転じる銘柄もあり、指数は下げ渋っている。
主力株はトヨタ自動車(7203.T), opens new tabが小高い。ソニーグループ(6758.T), opens new tabは軟調。指数寄与度の高いファーストリテイリング(9983.T), opens new tabは軟調となっている。
<08:23> 寄り前の板状況、上組が買い優勢 丹青社は売り優勢
東証プライム市場の寄り前の板状況では、買い優勢と売り優勢のそれぞれ上位銘柄群は以下の通り。
買い優勢
売り優勢

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