米国防総省は１８日に発表した中国の軍事動向に関する年次報告書で、人民解放軍内部の大規模な汚職問題が、２０２７年までに軍の近代化を実現するという目標の妨げになる可能性があるとの見解を示した。

オースティン米国防長官は計画していた韓国訪問を中止した。尹錫悦大統領が３日夜に非常戒厳令を出したことを巡り、適切な時期ではないと判断した。複数の米当局者が明らかにした。

北朝鮮が東部・咸興にある竜城機械連合企業所内で短距離ミサイルなどを組み立てる主要兵器工場「２月１１日工場」を拡張しているとの分析結果を、米シンクタンクが明らかにした。

米カリフォルニア州モントレー市は２０日夜、トランプ次期大統領が国防長官に指名した元ＦＯＸニュース司会者ピート・ヘグセス氏の性的暴行疑惑に関する警察報告書を公表した。

米国防総省は２１日、ロシアがウクライナ攻撃でこれまで実戦使用されたことのない中距離弾道ミサイルを発射したとの見方を示した。

トランプ米次期大統領が国防長官に指名したピート・ヘグセス氏に関し、米州兵のデリコ・ゲイザー曹長は２０２１年１月１４日、「非常に不穏な情報がある」と警告する電子メールを送っていた。宛先は２１年１月２０日のバイデン氏の大統領就任式のために首都ワシントンの警備強化を支援していたワシントンＤＣ州兵司令官のウィリアム・ウォーカー少将だった。

トランプ次期米大統領が国防長官に退役軍人で、保守系メディアＦＯＸニュースで司会者を務めたピート・ヘグセス氏（４４）を起用すると発表したことに、米国防総省では驚きの声が上がった。欧州の同盟国には困惑も広がるが、共和党議員の間には支持する動きも見られる。

トランプ次期米大統領は１２日、国防長官にＦＯＸニュース・チャンネルの司会者ピート・ヘグセス氏（４４）を指名すると表明した。

トランプ次期米大統領は国家安全保障担当の大統領補佐官にマイク・ウォルツ下院議員（共和党、フロリダ州選出）を起用する方針だ。事情に詳しい関係者２人が１１日、ロイターに語った。

米大統領選中に共和党候補トランプ前大統領は、米軍のいわゆる「目覚めた（ｗｏｋｅ）」将軍たちを追放すると表明していた。そのトランプ氏が次期大統領に決まったことで、国防総省内では同氏がさらに踏み込んだ「大規模粛正」を敢行するのではないかとの疑念が広がっている。

米国のオースティン国防長官は７日に公開された米軍向けの文書で、軍は政治に関与しないとし、国防総省はトランプ次期政権への秩序ある移行に尽力すると表明した。

米軍は２９日、中東における航空支援能力と、同地域への派兵準備態勢を強化すると発表した。

米共和党の大統領候補、トランプ前大統領が今週、アーリントン国立墓地を訪れた際に、陣営スタッフが墓地職員とトラブルになった問題を巡って、米陸軍は２９日、職員はプロとして行動したとして擁護した。

米国防総省の報道官は２７日、先週紅海でイエメンの親イラン武装組織フーシ派の攻撃を受けて火災が発生したギリシャ船籍の石油タンカー「スニオン」について、鎮火しておらず、新たに原油の流出が生じているようだと明らかにした。

ウクライナによるロシア西部クルスク州への越境攻撃を巡り、米国製武器の使用を防衛目的に制限している米政府から懸念する声が浮上しつつある。ウクライナ軍がさらにロシア領の奥深くまで進んだ場合、そうした制限の実効性が揺らいでしまうためだ。

米国防総省は１１日、オースティン国防長官が誘導ミサイルを搭載できる原子力潜水艦ジョージアの中東派遣を命じたと発表した。イスラム組織ハマスとレバノンの親イラン武装組織ヒズボラの幹部殺害を受け、イランなどによる報復攻撃に警戒感が高まっている。

ブリンケン米国務長官は６日、米国はイランとイスラエルに対して中東での紛争を激化させてはならないと伝えてきたとし、「これ以上の攻撃は誰も予測不可能で完全にコントロールできない危険な事態を招くというリスクを高めるだけだ」と指摘した。

イラクの軍事基地に対する攻撃で少なくとも５人の米関係者が負傷した。複数の米当局者が明らかにした。

米国防総省は２日、中東に海軍艦艇や戦闘機を追加派遣すると発表した。イスラム組織ハマスの最高指導者ハニヤ氏殺害を受けてイランなどが報復を表明する中、防衛を強化する。

米共和党の有力上院議員２人が１２日付でバイデン大統領に書簡を送り、南シナ海のセカンド・トーマス礁海域で中国と対峙しているフィリピンを支援するために国防総省および国務省が用意した選択肢を全て示すよう求めた。ロイターが書簡を確認した。