国連安保理が北朝鮮ミサイル発射を討議へ、「決議違反」と事務総長

国連安保理が北朝鮮ミサイル発射を討議へ、「決議違反」と事務総長
12月12日、潘国連事務総長(写真)は、北朝鮮のミサイル発射を強く非難し、域内の平和と安全保障に及ぼす悪影響について懸念を示した。ジュネーブで9月撮影(2012年 ロイター/Denis Balibouse)
[国連 12日 ロイター] 潘基文(バン・キムン)国連事務総長は12日、北朝鮮のミサイル発射を強く非難し、域内の平和と安全保障に及ぼす悪影響について懸念を示した。
国連安全保障理事会(安保理)外交筋によると、安保理は12日1500GMT(日本時間13日午前零時)から始まる理事会で北朝鮮のミサイル発射について討議する。日本政府は国連安保理の開催を要請していた。
事務総長の報道官は声明で「事務総長は、北朝鮮のミサイル発射に遺憾の意を表した」と述べた。
声明はまた、安保理決議に「明らかに違反」した行為だと指摘した。
さらに「事務総長は、この挑発行為が域内の平和と安定にもたらす恐れのある悪影響について懸念している」とし、事務総長が「関係」各国の政府と連絡を取り合っていることを明らかにした。
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