世界の原子力発電市場は間もなく回復に転じる=仏アレバCEO

世界の原子力発電市場は間もなく回復に転じる=仏アレバCEO
3月23日、フランスの原子力大手アレバのウルセル最高経営責任者(写真)は、日本の福島第一原子力発電所の事故を受けて落ち込んでいる世界的な原発市場について、間もなく回復に転じるとの見方を示した。昨年12月撮影(2012年 ロイター/Philippe Wojazer)
[ソウル 23日 ロイター] フランスの原子力大手アレバのウルセル最高経営責任者(CEO)は、日本の福島第一原子力発電所の事故を受けて落ち込んでいる世界的な原発市場について、間もなく回復に転じるとの見方を示した。
当地で開かれた業界イベントの合間に記者団のインタビューに応じた。
年内にはフランス電力公社(EDF)と合同で、ポーランド初の原発プロジェクトに応札する方針を明らかにした。同国は2020年代初頭までに、3ギガワット級の原子力発電所を建設することを目指している。
CEOは、ドイツなどを除き、原子力発電所や原発プロジェクトを抱えるほとんどの国が引き続き原発計画を推進している、と述べた。

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