トルコ反政府デモが5日目に突入、公務員労組はストライキを開始

トルコ反政府デモが5日目に突入、公務員労組はストライキを開始
6月4日、トルコの反政府デモは5日目に突入し、革新派の公務員労働組合連合は、警察による厳しい鎮圧行為に抗議するために2日間のストライキを開始することを明らかにした。写真は2日、アンカラで撮影(2013年 ロイター/Umit Bektas)
[イスタンブール 4日 ロイター] - トルコの反政府デモは5日目に突入し、革新派の公務員労働組合連合(KESK)は4日、警察による厳しい鎮圧行為に抗議するために2日間のストライキを開始することを明らかにした。
最大都市イスタンブールの再開発計画への反対活動に端を発した反政府デモは全国規模に発展し、負傷者は警察とデモ参加者を合わせて数百人に達し、2人の死者が出ている。
3日夜には22歳のデモ参加者がシリアとの国境近くの町、アンタキヤで銃殺された、と自治体が発表した。2日にはイスタンブールでデモ参加者がタクシーと衝突して死亡している。
KESKは24万人の労働者で構成されており、平和的な抗議活動として始まったデモへの警察による締めつけに警告するためのストライキを行うとしている。

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