シリア政府軍が毒ガス使用か、反体制派6人死亡=人権団体

シリア政府軍が毒ガス使用か、反体制派6人死亡=人権団体
12月24日、英国を拠点とするシリア人権監視団が活動家から得た情報によると、中部ホムスでシリア軍が毒ガスを使用した攻撃を行い、反体制派の兵士6人が死亡した。18日にホムス近郊で撮影された提供写真(2012年 ロイター/Shaam News Network)
[ベイルート 24日 ロイター] 英国を拠点とするシリア人権監視団が活動家から得た情報によると、中部ホムスでシリア軍が毒ガスを使用した攻撃を行い、反体制派の兵士6人が死亡した。
シリア政府は同国内の報道を規制しているため確認できていないが、シリア人権監視団は赤十字国際委員会に医療チームを現地に派遣するよう求めている。
一方、国連とアラブ連盟合同の特別代表ブラヒミ氏は、シリアの首都ダマスカスでアサド大統領と会談。その中で、大統領に域内外の当局者との協議について伝えたとし、「シリアはいまだに懸念すべき状況にある。同国の国民が望んでいるように、あらゆる立場に立つ人が解決に向け努力することを期待する」と述べた。

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