業績不振のノキア、本社売却など様々な選択肢検討

業績不振のノキア、本社売却など様々な選択肢検討
10月3日、業績不振に陥っているノキアが非中核資産売却の一環として、エスポーにある本社の売却の可能性も検討していることが明らかに。写真はエロップCEO。9月撮影(2012年 ロイター/Brendan McDermid)
[ヘルシンキ 3日 ロイター] 業績不振に陥っているフィンランドの携帯電話メーカー、ノキアは非中核資産売却の一環として、エスポーにある本社の売却の可能性も検討している。
同社スポークスマンはロイターに「われわれは、保有不動産など非中核資産のについて様々な選択肢を検討している。そのなかには、本社も含まれている」と述べた。
フィンランド紙「Iltasanomat」によると、本社はバルト海に面したガラス張りのビルで、2─3億ユーロ(2億5900万─3億8800万ドル)と算定されている。
同社は大規模な人員削減などを通じて財務改善に務めており、7月には、不動産売却も模索していると明らかにしていた。

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