ドイツが英大使に盗聴報道の説明要請、「通信傍受は国際法違反」

ドイツが英大使に盗聴報道の説明要請、「通信傍受は国際法違反」
11月5日、英諜報機関が、ドイツの連邦議会や首相府の近くで盗聴施設を運用していると英紙が報じた件で、ドイツ政府は英大使に説明を求めた。写真はメルケル独首相。ブリュッセルで10月撮影(2013年 ロイター/Francois Lenoir)
[ベルリン 5日 ロイター] - 英諜報機関が、ドイツの連邦議会や首相府の近くで盗聴施設を運用していると英紙インディペンデントが報じた件で、ドイツ政府は5日、英大使に説明を求めた。
報道は、米国家安全保障局(NSA)の元契約局員、エドワード・スノーデン容疑者による提供文書で明らかになったとしている。
ドイツ政府は声明で、欧州担当部署の幹部が英側に、外交団の通信傍受は国際法違反と指摘したと明らかにした。

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