米オラクル株が8%超下落、決算受け証券各社が投資判断引き下げ

米オラクル株が8%超下落、決算受け証券各社が投資判断引き下げ
3月21日、中盤の米株式市場で、企業向けソフトウエア大手オラクルの株価が8%超下落。写真はカリフォルニア州の同本社。2010年2月撮影(2013年 ロイター/Robert Galbraith/Files)
[サンフランシスコ 21日 ロイター] 21日中盤の米株式市場で、企業向けソフトウエア大手オラクルの株価が8%超下落。20日の取引時間終了後に発表した第3・四半期(12─2月)決算でソフトウエア販売が予想を大きく下回ったことを嫌気している。
株価は一時8.3%下落。一日としては2011年12月以来の大幅な下げとなる勢いとなっている。
オラクルの決算は、将来の利益を図る指標として注目される新規ソフトウエア販売とインターネットベースのソフトウエア契約が2%減となり、アナリストの平均予想だった8%増を大きく下回った。
これを受けて証券各社は軒並みオラクルの投資判断や目標株価を引き下げた。
クレディ・アグリコルは、投資判断を「アウトパフォーム」から「アンダーパフォーム」に、目標株価を38ドルから35ドルにそれぞれ引き下げた。
エバーコア・パートナーズも投資判断を「オーバーウエート」から「イーコールウエート」に下方修正した。
ウェドブッシュ、スティフェル、RBCは、目標株価を引き下げた。

私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」, opens new tab