B787型機電池の認証過程を再検討へ=米運輸安全委員長

B787型機電池の認証過程を再検討へ=米運輸安全委員長
2月7日、米運輸安全委員会(NTSB)のデボラ・ハースマン委員長は記者会見で、ボーイングの新鋭中型機「787(ドリームライナー)」に搭載されたリチウムイオン電池でショートが起きれば、他の電池に広がって発煙や発火を引き起こす恐れのあることが調査で分かったと明らかにした。写真は日本航空(JAL)機から取り外された補助動力装置(APU)用バッテリー。1月撮影(2013年 ロイター/U.S. National Transportation Safety Board/Handout)
[ワシントン 7日 ロイター] 米運輸安全委員会(NTSB)のデボラ・ハースマン委員長は7日の記者会見で、ボーイングの新鋭中型機「787(ドリームライナー)」に搭載されたリチウムイオン電池でショートが起きれば、他の電池に広がって発煙や発火を引き起こす恐れのあることが調査で分かったと明らかにした。
これを受けて、リチウムイオン電池の認証過程について再検討する考えを示した。
委員長は事実関係に関する中間報告を30日以内に公表するとしたものの、同型機の飛行再開決定は米連邦航空局(FAA)が行うと述べた。

私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」, opens new tab