マイクロソフト、携帯電話にオペラブラウザ採用へ

マイクロソフト、携帯電話にオペラブラウザ採用へ
 8月21日、マイクロソフトは、携帯電話の低・中価格帯機種にオペラのウェブブラウザを採用することで合意した。写真はマイクロソフトのロゴマークと人影。台北で6月撮影(2014年 ロイター/Pichi Chuang)
[オスロ 21日 ロイター] - 米マイクロソフトは、買収したフィンランドのノキアの携帯電話事業の低・中価格帯機種にノルウェーのオペラ・ソフトウェアのウェブブラウザを採用することで合意した。
関係筋によると、新たに年間1億台の機種にオペラの「オペラミニ」が搭載される可能性がある。
オペラは、マイクロソフトとの合意によって即時の利益押し上げ効果が生まれるとしたほか、通年の業績見通しを上方修正した。
利払い・税・償却前利益(EBITDA)は1億1700万─1億2400万ドルになることを見込んだ。従来予想は1億1000万─1億2000万ドルだった
売上高見通しも4億8000万─5億ドルとし、4億3500万─4億6000万ドルから引き上げた。
オペラの株価は欧州株式市場で急上昇。終盤には約10%上昇し、時価総額は18億ドルに達した。

私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」, opens new tab