「スパイとして海外で活動」、スノーデン容疑者が米TVで告白

「スパイとして海外で活動」、スノーデン容疑者が米TVで告白
 5月27日、米当局による情報収集活動を暴露し、ロシアに一時亡命した米国家安全保障局の元契約局員スノーデン容疑者が、米テレビのインタビューで、自身が「訓練されたスパイ」だったと述べていることが明らかとなった。写真はビデオ映像に映る同容疑者。ストラスブールで4月撮影(2014年 ロイター/Vincent Kessler)
[ワシントン 27日 ロイター] - 米当局による情報収集活動を暴露し、ロシアに一時亡命した米国家安全保障局(NSA)の元契約局員、エドワード・スノーデン容疑者が、米テレビのインタビューに応じ、自身が「訓練されたスパイ」だったと述べた。
スノーデン容疑者はロシアの首都モスクワで「NBC Nightly News」のインタビューに応じ、内容の一部が27日に明らかになった。それによると、同容疑者は「スパイとして訓練を受け、海外でも活動した」と述べた。
同容疑者は自身が「技術専門家」だとし、「米当局のためにシステムを設置していた」と説明。その上で、自身に対して「ランクの低いシステム管理者で、何を言いたいのか分かっていない」との批判があるが、それは正しくないとの考えを示した。
米NBCは28日にインタビューを放映する予定。

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