「嫌がらせツイート反対」で嘆願3万超、英女性活動家脅迫めぐり

「嫌がらせツイート反対」で嘆願3万超、英女性活動家脅迫めぐり
7月28日、英国の女性活動家に対する脅迫問題を受けて、短文投稿サイト「ツイッター」に嫌がらせの投稿を簡単に報告できるよう求める声が高まっている。写真はツイッターのロゴ。仏ボルドーで1月撮影(2013年 ロイター/Regis Duvignau)
[ロンドン 28日 ロイター] - 英国の女性活動家に対する脅迫問題を受けて、短文投稿サイト「ツイッター」に嫌がらせの投稿を簡単に報告できるよう求める声が高まっている。これまでに3万人以上が同社への嘆願に賛同している。
イングランド銀行(英中央銀行)は先に、新10ポンド紙幣の肖像画に女性作家のジェーン・オースティンを採用すると発表したが、この女性活動家は新紙幣に女性を採用するよう求めるロビー活動を支援していた。
インターネットの署名サイトによると、この女性は活動に反対する人物らから繰り返し性的暴行の脅迫を受けているという。一部のユーザーはツイッターの対策が不十分だとして、同サービスの1日ボイコットも呼びかけた。
この問題について、ツイッターの英国ゼネラルマネジャーのトニー・ウォン氏は、サービス規則に違反したユーザーはアカウントを停止すると述べ、嫌がらせを簡単に報告できるシステムについて検討していると明かした。

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