絶滅のトカゲに「オバマドン」、大統領の笑顔にちなみ命名

絶滅のトカゲに「オバマドン」、大統領の笑顔にちなみ命名
12月11日、米エール大やハーバード大などの研究チームは、約6500万年前に絶滅したとみられる小型トカゲ(想像図、左下)に「オバマドン」と命名したことを10日発表した(2012年 ロイター/Carl Buell)
[11日 ロイター] 米エール大やハーバード大などの研究チームは10日、約6500万年前に絶滅したとみられるトカゲに「オバマドン」と命名したことを発表した。
このトカゲは小型で、昆虫を食べていたとみられており、1974年に化石がモンタナ州東部で発見された。ただ、これまで誤って分類されていたのが分かり、このほど新種と判明した。
研究チームは、オバマ米大統領の笑顔からのぞく歯にちなんで「オバマドン」と命名したことを明かした。研究者の1人によると、「ロムニードン」は候補に挙がることはなく、「クリントンドン」は響きが悪かったため採用されなかったという。
米国ではこれまでにも、政治家だけではなく、歌手などの有名人の名前も新種の命名に使用されている。

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