米ウォルマート店内で「生活」、家出の14歳少年を保護

米ウォルマート店内で「生活」、家出の14歳少年を保護
 8月13日、米テキサス州ダラスの郊外で、約3日にわたって行方不明となっていた14歳の少年が、ウォルマートの店舗内で生活しているところを保護された。写真はウォルマートのロゴ。昨年11月、ロサンゼルスで撮影(2014年 ロイター/Kevork Djansezian)
[ヒューストン 13日 ロイター] - 米テキサス州ダラスの郊外で、約3日にわたって行方不明となっていた14歳の少年が、ウォルマートの店舗内で生活しているところを保護された。
報道や警察によると、少年は商品の箱が積みあげられた棚に隠れ場所を作り、食品売り場で食べ物を手に入れていた。睡眠はベビーカーの箱の後ろなど2カ所を使い、いずれも人目に触れない場所を選んでいた。
地元警察によると、 少年は7月30日に発見され、その後警察を経て保護施設に収容された。
少年は両親が町を離れている間、叔母の家に滞在していた。母親は警察に対し、少年が過去にも家出し、廃墟や川の近くに潜伏したことがあると話したという。
店舗内で少年は、従業員に発見されるのを避けるためトイレを使わずおむつを使用したとみられる。服装も変えていたが、従業員が隠れ場所に続くごみの痕跡を見つけ、発見に至った。

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