英離脱はEUにとって「良い」48%、「悪い」52%=仏世論調査

英離脱はEUにとって「良い」48%、「悪い」52%=仏世論調査
 6月30日、仏エラベ社がBFMテレビの委託で実施した世論調査によると、英国の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)はEUにとって「良いこと」と考えている国民が48%、「悪いこと」と考えている国民が52%で、「悪いこと」が僅差で優勢となった。写真はEU加盟国の旗。仏ストラスブールで2014年4月撮影(2016年 ロイター/Vincent Kessler)
[パリ 29日 ロイター] - 仏エラベ社がBFMテレビの委託で実施した世論調査によると、英国の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)はEUにとって「良いこと」と考えている国民が48%、「悪いこと」と考えている国民が52%で、「悪いこと」が僅差で優勢となった。
英国のようなEU離脱の是非を問う国民投票をフランスで実施したいかについては、55%が「望まない」と回答し、「望む」の45%を上回った。
「望む」とした45%のうち、「強く望む」は26%、「多少望む」が19%だった。
一方、EU指導者らはブレグジットに伴う影響に対処できる状況にないとの回答は、全体の67%に上った。

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