トランプ氏は「偏屈」だが訪英の権利ある=ハリーポッター作者

トランプ氏は「偏屈」だが訪英の権利ある=ハリーポッター作者
 5月18日、小説「ハリー・ポッター」の作者であるJ・K・ローリング氏が、米大統領選で共和党候補指名が確実となっているドナルド・トランプ氏について、「偏屈」だと批判したが、英国を訪問する権利はあるとの意見を披露した。写真は2013年11月撮影(2016年 ロイター/Olivia Harris )
[ニューヨーク 18日 ロイター] - 小説「ハリー・ポッター」の作者であるJ・K・ローリング氏が、米大統領選で共和党候補指名が確実となっているドナルド・トランプ氏について、「偏屈」だと批判したが、英国を訪問する権利はあるとの意見を披露した。
ローリング氏は16日、格差と検閲に対する取り組みによりペン・アレン財団から「文学奉仕賞」を受賞。その席上「トランプ氏の発言は、ほぼすべて不愉快だ。彼は攻撃的で偏屈だと思う。だが、私たちの国にやってきて、攻撃的に振る舞い、偏屈だと言われることは全面的に支持する」と語った。
英国議会は1月、トランプ氏がイスラム教徒の米国入国を一時禁止すべきと発言したことを受け、50万人以上が署名した同氏の訪英禁止陳情を審議した。
ローリング氏は昨年、ツイッターに、小説に登場する悪者ボルデモートも「トランプ氏ほどひどくない」と投稿している。 

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