タイで幸運呼ぶ人形がブーム、航空券販売騒動も

タイで幸運呼ぶ人形がブーム、航空券販売騒動も
 1月27日、タイで幸運をもたらすとされるプラスチック製の人形が社会現象になっている。写真はノンタブリ市で販売されている人形。26日撮影(2016年 ロイター/Athit Perawongmetha)
[バンコク 27日 ロイター] - タイで幸運をもたらすとされるプラスチック製の人形が社会現象となり、航空会社が乗客として扱うと発表するなどの騒ぎに発展している。
人形は「ルクテープ」(子供の天使)と呼ばれ、等身大の赤ん坊の大きさ。価格は1500─3万バーツ(約5000─10万円)。店舗やオンラインで販売されている。
航空会社のタイ・スマイルは、人形を機内に持ち込む乗客から料金を徴収し、軽食などを提供すると発表したが、民間航空局は、人形が麻薬の密輸に悪用される可能性があるとして、人形用のチケット販売を禁止する方針を示している。
タイでは2006年のクーデター直後にも陶製のお守りが流行した。

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