ベネズエラ大統領のテレビ演説、通算500時間以上に=市民団体

ベネズエラ大統領のテレビ演説、通算500時間以上に=市民団体
 1月26日、ベネズエラのマドゥロ大統領が就任以来、国民向けの演説に通算500時間以上を費やしたと市民団体が明らかにした。写真は大統領府提供。23日撮影(2016年 ロイター)
[カラカス 26日 ロイター] - ベネズエラのマドゥロ大統領(53)が就任以来の約3年間で、国民向けの演説に通算500時間以上を費やしたと、市民団体が明らかにした。雄弁家で知られる故チャベス前大統領の政治手法に倣っていることがあらためて示された。
「チェーン」と呼ばれる大統領の演説は、国内放送局にテレビ中継が義務づけられている。政府に批判的な市民グループ「市民の監視」がその通算時間を集計した。
演説に天賦の才を発揮したチャベス氏に比べ、マドゥロ大統領はその足元にも及ばないが、2013年4月の当選以来「後継者」として熱心に演説を続けてきた。

私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」, opens new tab