アラスカ「北極」市でサンタ氏が議員に、子どもの人権擁護訴え

アラスカ「北極」市でサンタ氏が議員に、子どもの人権擁護訴え
 10月14日、米アラスカ州ノースポール市で6日に行われた市議会議員選挙で、子どもの人権擁護を提唱するサンタ・クロース氏(写真)が当選した(2015年 ロイター)
[ジュノー(米アラスカ州) 14日 ロイター] - 米アラスカ州ノースポール市(人口約2200人)で6日に行われた市議会議員選挙で、子どもの人権擁護を提唱する「サンタ・クロース」という名前の男性(68)が当選した。
クロース氏は約10年前、ネバダ州在住時代に元の名前だったトーマス・パトリック・オコンナーからサンタ・クロースに改名。非行や虐待の危険にさらされている子どもに有益な法律やサービスを擁護する活動を続けているという。
クロース氏はロイターとのインタビューで、これまで州議員らに電話をかけた際に「ノースポール(北極)市のサンタ・クロースです」と名乗ると、注目されることも一瞬拒絶されることもあったと振り返り、「(ただこれは)子どもを守る法律を作成する上で有効な手段となっている」と話した。
クロース氏の任期は26日から3年間だという。

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