Cliffy Bの新作FPS『Law Breaker』のSteam独占配信が決定、F2Pからのビジネスモデル変更も発表「完全なF2Pと60ドル買い切りの間になる」

開発のBoss Key ProductionsとパブリッシャーのNexon Americaは、『LawBreaker』のSteamストアページを公開した。同作は『Unreal Tournament』『Gears of War』ゲームデザイナーCliff Bleszinski氏が先頭に立って開発を進めているアリーナ型の新作マルチプレイヤーFPSだ。今回の公開に合わせ、公式サイトではSteamでの独占配信やビジネスモデルの変更も明らかにされている。

開発のBoss Key ProductionsとパブリッシャーのNexon Americaは、『LawBreaker』のSteamストアページを公開した。同作は『Unreal Tournament』『Gears of War』ゲームデザイナーCliff Bleszinski氏が先頭に立って開発を進めているアリーナ型の新作マルチプレイヤーFPSだ。今回の公開に合わせ、公式サイトではSteamでの独占配信やビジネスモデルの変更も明らかにされている。

2015年8月に正式発表を迎えた『LawBreaker』は、Cliffy BがEpic Games退社後に初めて手がける、”アリーナ型の対戦マルチプレイヤーFPS復権”を目指すタイトル。天変地異により環境が大きく変化した地球上で、平和維持組織「LAW」と犯罪シンジケート「BREAKERS」の戦いが描かれる。各キャラクターが独自のアビリティや能力を有しているほか、ゲーム内では”重力変動”にスポットを当てており、従来のFPS以上に三次元的な戦いが楽しめるという。

当初からFree-to-Playの採用が示されてきた『Law Breaker』だが、公式サイトではファンからのフィードバックを考慮した結果、Pay-to-Winやチートを排除するためF2Pではないビジネスモデル採用に至ったという。価格プランの詳細は今後明らかにされる予定だが、GDC 2016のパネルに登壇したCliffy Bは、同作が「完全なF2Pと60ドルのディスクベース」の間になると海外メディアEurogamerPolygonなどに伝えている。

このほか公式サイトでは、ビジュアルスタイルがカトゥーン色をなくしたより大人向けなものに調整されていることが明らかにされており、比較イメージも掲載されている。キャラクターからゴテゴテとした装飾が外されたり、武器のサイズがより小さくなったり、マップのカラーパターンもより渋めになっているようだ。あわせてロゴも変更されている。

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Shuji Ishimoto
Shuji Ishimoto

初代PlayStationやドリームキャスト時代の野心的な作品、2000年代後半の国内フリーゲーム文化に精神を支配されている巨漢ゲーマー。最近はインディーゲームのカタログを眺めたり遊んだりしながら1人ニヤニヤ。ホラージャンルやグロテスクかつ奇妙な表現の作品も好きだが、ノミの心臓なので現実世界の心霊現象には弱い。とにかく心がトキメイたものを追っていくスタイル。

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