かくいうもの

いつでもきょうがいちばんたのしいひ

鉛温泉に湯治に行ってきました。

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疲れたココロと体を癒やしに温泉へ行ってきました。思い立ったら即行動。

土曜日の朝。2月から続く仕事の疲れを寝て回復するためだけに土日が使われることにはもう我慢ならん、ということで午前中に起きだしてリュックに着替えを詰め込んで外出。
先週末に大好きなどんぶりさん(id:mifasorashido この呼び方でいいの?)のブログで大沢温泉自炊部に行った記事を読んでにわかに温泉浴が高まりすぐさま予約しようとしたところ、空きなし(今考えるとネットからが無しかも)だったので消沈しかけたところ、心の師と仰ぐ(初出)の在華坊さん(id:zaikabou)の鉛温泉自炊部の記事に惚れて楽天トラベルをポチッとな、してたのでした。


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10:49仙台発のやまびこで北へ。うつらうつらしながらふと車窓を見るといつの間にか白い景色が。もう3月中旬とはいえまだまだ東北は冬ですね。
1時間ほどで新花巻駅着。天気はいいけど空気は冷たい。まずは観光案内所で情報収集。せっかく初めて来た花巻なので温泉の前にちょっと観光。


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タクシーで宮沢賢治記念館へ。宮沢賢治のファンタジックな世界に浸ります。中学校?のときの教科書レベルでしか触れていないので新鮮。銀河鉄道の夜が読みたくなったので早速購入。


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ロッカーの張り紙が可愛かった。


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近所の施設でも使える共通チケットを買ったので、もう二つほど回ります。その前にお昼ごはん。


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記念館の隣にあるレストラン「山猫軒」でランチ。


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山猫すいとんセット。と、ついうっかり地ビールを。温泉後にゆっくりビールする予定でしたが繰り上げで!
思ったよりボリュームがあってお腹いっぱいになった。優しい味で満足です。


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記念館はちょっとした丘の上的なところにあるのですが、坂がまさかの斜度10%なので歩いていくのはオススメできない。
自転車の人はもちろん登って下さい。と思ってたら歩いてる人いた。ガンバ!


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坂を下ってすぐのところにある宮沢賢治童話村へ。宮沢賢治の童話の世界を体感出来るような作りになってます。
その後隣の花巻市博物館で花巻人形展など見て一旦駅に戻ります。


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新花巻駅、花巻駅からは無料送迎バスが出ています。花巻温泉行きと、今回利用する「花巻南温泉峡」行き。
ほぼ同時刻に出発するのでお乗り間違えのないように。


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走れば走るほど周りの白さが増していく。ワクワクしますね。


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1時間ほどバスに揺られて今度は旅館のバンに乗換。もうここまで来ると車道以外は全部雪。
鉛温泉藤三旅館へは私も含めて5名居たのですが皆旅館部泊でした。まあカップルとかならそうですよねー。
バスに乗り合わせた文化系女子(かどうかは知らんがPENを首から下げてる系女子)は大沢温泉の自炊部に行かれた模様。
鉛温泉には文化系おばちゃんのみが生息している模様です。



そしてついに念願の鉛温泉湯治部(自炊部から改称したらしい)へ!
â—†岩手 花巻温泉郷 鉛温泉 藤三旅館 文士が愛した浪漫の湯宿


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まずは玄関入った横の帳場で記帳して利用説明を受ける。オプションで暖房器具別、という画期的なシステムなので凍死を回避するためにファンヒーターを付けてもらうのと、別にいらないけど雰囲気楽しみたいので浴衣。あとタオルを。
帳場のおっちゃんは気さくな人でこの前テレビが来たんですよーとニコニコしながら話てくれました。


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そして部屋へ。炬燵(゚∀゚)キタコレ!!(オプションに付けてないのであるだけです)


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テレビは液晶にグレードアップしてますね。そして命を繋ぐファンヒーター。


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廊下がめっちゃ雰囲気良くて、来てよかった確信。


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冷蔵庫が置いてある(これもオプションで付けられます)


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中庭の様子。ちなみに今は大掛かりな改装中で写真右手部分は立入禁止。かなり賑やかな音を立てて工事してます。
このレトロさがいいのに改装、リノベーションってやつですかね、しちゃうのは勿体無いと思うんですが。



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そして炊事場。炊事をしているいる人は見かけ無かったです。


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一通りなんでも出来るようになってる。
今回は食事付きですが、何人かで集まって自炊するとか楽しそうじゃないですか。ツアーしようぜツアー。


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あ、これ張り紙変わってないんじゃ…


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ブルジョワと庶民の世界の分かれ道。
(つか写真が在華坊さんの記事とどかぶりですが、パクってませんからね!)


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食事前にまずは温泉一発目の「白猿の湯」へ。立って入るという面白い風呂。気持ちよくほかっていい気分。


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そして夕食。オプション無しだと6000円以内に収まるプランなんですけどちゃんとしてる!
刺し身が凍ってたりとかそういうこと無いよ!


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その後は部屋でダラダラした後に露天風呂「桂の湯」にも入りに行きました。
夜の露天風呂もいいですなあ。30分ぐらい独占状態で満喫。なんで人間は露天風呂で一人だと外の世界に向かって仁王立ちしちゃうんでしょうね。不思議です。


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お湯から上がったあとは舞う雪を眺めつつビール飲むなど、銀河鉄道の夜を読むなどして。
9時に消灯のアナウンス。本を読んでたら猛烈に眠気が訪れたので22時過ぎぐらいには就寝しました。



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翌朝は6時頃起床。窓の外は雪が。まずは朝風呂に露天風呂をキメる。雪の白さと川の音が最高にマッチして幸福度高い。


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7時に朝食が配膳されます。こちらも手抜きなし。半熟目玉焼きをご飯にONして食べました。ついつい朝ビールもかしゅり。


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売店のおばあちゃん。


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最後に精算。オプション料、入湯税込みで6,975円。素晴らしいですね!絶対また来るよ!


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宿を出ると雪が本気。真っ白です。雪国だからしょうがない。
俺は今白銀の世界を駆けている!(送迎バスで!


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帰りは在来線の花巻駅から。どこかで食事をして、と思ってはいたのですがこの雪では。。次の機会にしよう。
わんこそばとか、マルカンデパートとかまだやりたいことあるので。


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雪まみれの電車で帰途。



メチャクチャ楽しかった。部屋に鍵が無いとかそういうのどうでもいいですね。
せっかく東北にいるのですからもう少しいろいろ温泉行ってみたいね!



â—†20140315_16 鉛温泉 - an album on Flickr