不要なフォントを削除して起動速度を向上
フォントとは文字のデザインのことで、Windowsのメニューの文字や、WEBの文字など、パソコンで扱っている文字データは全てフォントデザインを利用して表示されています。
文字フォントの例
ゴシック体 | 明朝体 |
Windowsは、起動時に全てのフォントにアクセスして、読み込んでいるので、フォントが少ないほうが早く起動します。
この文字フォントは、もちろんよく使う”ゴシック体”や”明朝体”などは必要ですが、ほとんど使用しないマイナーなフォントも多く、パソコンのパフォーマンスを低下させる要因となっています。
消去すべきフォントの種類とフォントの消去方法を紹介していきます。
不要フォントの見分け方と削除方法
まず不要フォントの削除方法を説明します
Windows XP
- 「スタート」→「コントロールパネル」をクリック
- コントロールパネルの「デスクトップの表示とテーマ」をクリック
- ウインドウ左側の関連項目にある「フォント」をクリック
- 消去したいフォントを右クリックし、「削除」を選択すると消去できます。
Windows Vista/7
不要フォントの見分け方
フォントは削除してしまうと、元に戻せなくなってしまうので、上記で説明したように”削除”してしまう前に、マイドキュメントなどに[フォントフォルダ]を作成してバックアップを取るとよいでしょう。
※コピー&ペーストできない場合、ドラッグすることでコピーできます。
フォントの種類と削除の可否
×消去不可フォント
[赤のA]アイコン
システムフォントなので絶対に消去してはいけません。
万一消去してしまうと、システムがフォントを使用できないのでWindowsが起動しなくなったり、エクスプローラが停止してしまう恐れがあります。
▲場合によっては消去可能フォント
「緑のTT」のアイコン
トゥルータイプフォントは、Windows標準のフォントで、特にフォント名の頭に「MS」と書かれているものは消去してしまうと、Windowsのほぼ全てのアプリの文字が表示されなくなってしまうので消去してはいけません。
フォント名の頭に”MS”とかかれていないものは、Wordや、Excelをインストールすると追加されるオプションのフォントです。
こちらは使用しないのであれば消去することが可能です。
「緑のO」のアイコン
オープンタイプフォントは、Windows、Macintoshの双方で使え、フォントの違いが無く、対応文字数も多いことから今後ますます利用されるようになるでしょう。
こちらは標準フォントほど利用されていませんが、比較的利用頻度が多くなってきているので、パフォーマンスを優先する方は様子を見ながら消去していきましょう。
○消去可能フォント
「青のTT」のアイコン
緑と同じトゥルータイプフォントですが、こちらは 古いOSと互換性を保つためのフォントなので、消去してしまっても、ほとんど影響はありません。
以上が使用不可能フォントと可能フォントになります。
基本的に「青のTT」フォント以外はどこで使われているかわからないので、消去するときは必ずバックアップを取る必要があります。
コメント
>フォント名の頭に”MS”とかかれていないものは、Wordや、Exselをインストールすると追加されるオプションのフォントです。
ExcelがExselに・・・
2013年11月20日 | 匿名
ご指摘ありがとうございます。
早速修正しました
2013年11月21日 | 管理人
フォントのアイコンが青色のA以外無いんですが...どうすりゃいいの?
2014年9月24日 | 匿名
管理人です。
Windowsのバージョンを教えていただけないでしょうか?
2014年9月26日 | 管理人
コメントフィード
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