富士通、海外向け事業体制を再編--社長直轄の5リージョン体制に

山田竜司 (編集部)

2014-03-13 17:43

 富士通は4月1日から海外向け事業体制を再編する。アメリカ、アジア、オセアニア、日本の4つの地域(リージョン)に欧州や中東、インドとアフリカの“EMEIA”を加えた、社長直轄の5リージョン体制にする。3月13日に発表した。

 海外ビジネス部門の営業と物流の機能を再編。海外ビジネス部門のコーポレートとマーケティングの機能を本社に統合し、世界を一貫して統括する、ガバナンスマネジメントシステムを構築する。これにあわせて、海外ビジネス部門で世界中の拠点に在籍するサービスデリバリー部隊を統括する「グローバルデリバリー部門」を新設する。

 グローバルデリバリー部門は、ソリューションやサービス、ビジネスオペレーションなどの横断機能を集約し、各地域での商談に対応する。世界で均質なサービスを迅速に提供する体制を整備するという。


5リージョン体制

4月1日からの新体制

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