'; html_body += '
'; html_body += '' + title + ''; html_body += '' + summary + ''; html_body += '
'; dom_floating.innerHTML = html_body; /**/ dom_floating.getElementsByClassName('floating_box')[0].style.bottom = f_bottom + '.px'; /**/ var thumb_elem = dom_floating.getElementsByClassName('thumb')[0]; thumb_elem.addEventListener('click', function(){ location.href = link_url; }); var content_elem = dom_floating.getElementsByClassName('content')[0]; content_elem.addEventListener('click', function(){ location.href = link_url; }); var close_btn_elem = dom_floating.getElementsByClassName('close_btn')[0]; close_btn_elem.addEventListener('click', function(){ dom_floating.classList.add('content_hidden'); }); /**/ dom_ad_float.appendChild(dom_floating); } /** * */ window.AI.unsetF = function(){ } }());

人工知能同士をつなぐ--「AIネットワーク化」が社会に与えるインパクト(前編) 

小船井健一郎 山田竜司 (編集部)

2016-10-27 07:00

 コンピュータの処理能力の向上や「ディープラーニング」と呼ばれる自動学習の進歩などによって、人工知能(AI)の発達の影響が社会・経済の各分野に及んでいる。すでに2016年の今も自動運転やスマートフォンの音声認識、文章や音楽の自動生成など、さまざまな分野にAIの技術が浸透してきているのは周知のとおりだ。

 では、こうしたAIの進展は、2040年代の社会にどのような影響をもたらすのか。「AI相互のネットワークシステム」 が形成され、自動的に連携する社会・経済とはどのようなものか。この2月に発足した「AIネットワーク化検討会議」(旧称:ICTインテリジェント化影響評価検討会議)について、総務省 情報通信政策研究所(IICP)の調査研究部長の福田雅樹氏に話を聞いた。

AIネットワーク化とは何か


総務省情報通信政策研究所調査研究部長 福田雅樹氏

――「AIネットワーク化」とはどのようなものでしょうか。

 AIネットワーク化とは、「AIを構成要素とする情報通信ネットワークシステム」を意味する「AIネットワークシステム」の「構築」と、AI相互間の連携などAIネットワークシステムの「高度化」の双方を総称する概念です。

 これは、検討会議での必要上定義したものです。クラウドや自動運転のシステムにAIを用いること、すなわち、AIネットワークシステムの「構築」に向けた取り組みはは国内外ですでに始まっていますが、それよりさらに先の段階においてはAIとAIとがつながり、そしてAIと人体とがつながるようになると考えられます。これをAIネットワークシステムの「高度化」と呼んでいます。こうした展開が今後いろいろな分野で並行して進んでいきますが、それらの展開を総称して「AIネットワーク化」と捉えています。

 AIネットワーク化については、その進展段階を4つの段階として整理しています。第1段階は、「AIが他のAIと連携せず、インターネットを介するなどして単独で機能」する段階です。この段階は、インターネットにはつながりますが、AI同士はつながらないという段階です。この段階には、既に国内外の社会・経済の各分野で到達している場面が急速に増えつつあります。


AIネットワークシステム

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    Pマーク改訂で何が変わり、何をすればいいのか?まずは改訂の概要と企業に求められる対応を理解しよう

  2. セキュリティ

    従来型のセキュリティでは太刀打ちできない「生成AIによるサイバー攻撃」撃退法のススメ

  3. セキュリティ

    AIサイバー攻撃の増加でフォーティネットが提言、高いセキュリティ意識を実現するトレーニングの重要性

  4. セキュリティ

    「どこから手を付ければよいかわからない」が約半数--セキュリティ運用の自動化導入に向けた実践ガイド

  5. セキュリティ

    クラウド資産を守るための最新の施策、クラウドストライクが提示するチェックリスト

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]