Amazon Web Services(AWS)専業クラウドインテグレーターでAWS認定プレミアコンサルティングパートナーのサーバーワークスは5月11日、AWSの運用を自動化するサービス「Cloud Automator」(クラウドオートメーター)において、MySQL互換RDBエンジン「Amazon Aurora」向け運用自動化機能を同日より開始すると発表した。
Cloud Automatorは、AWS運用をより効率的に行えるようにするため、同社が数多くのAWSプロジェクトの実運用の経験に基づいたノウハウをベースに提供しているサービスで、AWSの機能と連携してその運用を自動化、AWSの運用コストを削減することができるという。
今回、新たにAuroraに対応することで、その運用時に発生する作業を自動化し、Auroraの運用負荷を軽減する。
想定される運用と対応機能の例と、そのイメージ図は以下の通り
Amazon Auroraのバックアップを保管したい
→Cloud Automatorの「DBクラスタースナップショット」機能で、特定のタイミングでバックアップを取得し、ローテーションすることができる。
Amazon Auroraをバックアップから復元したい
→Cloud Automatorの「DBクラスタースナップショットからリストア」機能により、取得しているバックアップからDBを特定のタイミングで復元することができる。
Amazon Auroraを削除したい
→Cloud Automatorの「DBクラスターを削除」機能で、稼働しているDBを特定のタイミングで削除することができる。
アマゾン ウェブ サービス ジャパン パートナーアライアンス本部長の今野芳弘氏は、以下のようにコメントしている。
「アマゾン ウェブ サービス ジャパンは、サーバーワークスによるCloud AutomatorへのAmazon Aurora運用自動化機能の追加を歓迎します。Amazon Auroraは高い性能面、安全性、高いスケーラビリティ、高可用性、耐久性、高いコスト効果などにより多くのお客様に活用いただいており、日本でも実際にメリットを感じていただいているお客様が急速に増加しております。今後Cloud Automator のAmazon Aurora運用自動化機能を活用いただくことでお客様が運用業務負荷から解放され、よりビジネスに注力いただくことで、更に多くの企業のビジネ ス成長に貢献できることを期待します」