「Windows 10」の「設定」アプリには多くのオプションが用意されており、メジャーリリースが出るたびに、新しい項目が追加されている。しかし残念ながら、比較的よく使われる設定項目の一部は、まだ古いコントロールパネルからしかアクセスできない。
利用したい設定項目を探してこの2カ所を調べて回るのは時間の無駄だと感じている人も多いだろう。この記事では、その無駄を省く2つの小技を紹介しよう。これらの小技はどちらも、Windows 10が持っている検索機能で、両方の場所が対象になっていることを利用している。
小技1:「設定」アプリの検索ボックスを利用する。
「設定」アプリの上の部分にある検索ボックス(スクリーンショットの左上の部分)で検索すると、「設定」と「コントロールパネル」の両方の検索結果を返す。項目がどちらに属するものかを見分けるには、検索結果の左側に表示されるアイコンを見ればよい。カラフルなアイコンであれば、「コントロールパネル」の項目だ。
小技2:タスクバーの検索ボックスを利用する。
タスクバーの検索ボックスに単語を入力すると(Windowsキーを押して、いきなり入力すればよい)、「設定」「アプリ」「ドキュメント」「ウェブ」を含むさまざまな場所の検索結果が返ってくる。表示を設定に関する項目だけに絞り込むには、「設定」の見出しの右側にある小さな右矢印をクリックすればよい。タイピングが得意な人であれば、検索ボックスにまず「settings:」あるいは「設定:」と入力したあとに検索語を入力すれば、この手順を省くことができる(半角コロンを忘れずに付けること)。この場合も、検索結果には「設定」と「コントロールパネル」の両方の項目が含まれる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。