Microsoftは米国時間2月6日から、同社のモバイルデバイス管理サービス「Microsoft Intune」の次期アップデートを展開し始めた。このアップデートには「Android」デバイス向けの新たな機能も含まれている。
また、今回のリリースで導入される新たな機能について説明している6日付けのブログ投稿によると、Microsoftは今回のアップデートをもってIntuneを月次の定例アップデート対象に移行するという。
6日から11日にかけて順次展開される同アップデートには、Androidデバイス上の「Microsoft Office Mobile」アプリ向けの新機能が含まれている。
アップデートに含まれるスタンドアロン(クラウドのみ)の機能は以下の通り。
- Androidデバイス向けのOffice Mobileアプリ(「Word」「Excel」「PowerPoint」)の管理機能。これにはマネージドアプリのエコシステムの外で実行されるコピーやカット、ペーストといった操作を制限する機能も含まれる。
- 「iOS」デバイス向けの「OneNote」アプリの管理機能。なお、iOSデバイス向けのOffice Mobileアプリ(Word、Excel、PowerPoint)の管理は2014年12月から可能になっている。
- 「Microsoft Intune Company Portal」のウェブサイトを通じて「Windows Phone 8.1」デバイス向けアプリの閲覧やインストールを可能にする機能。
- 「Windows」デバイス用のWi-FiプロフィールをXMLのインポートによって配備する機能と、「Windows Phone」デバイス用のWi-FiプロフィールをOMA-URIによって配備する機能(Wi-Fiプロフィールの配備は現在、iOSデバイス用とAndroidデバイス用がサポートされている)。
- iOSデバイス向けの「Cisco AnyConnect」のPer-App VPN機能に対する設定のサポート。
- 「Windows 8.1」(x86版)デバイス上での暗号化要求機能。
- Windows 8.1(x86版)デバイスの自動インストール対象となるプラットフォームアップデートの最低限度の分類を設定する機能。
また同ブログ投稿によると、Intuneのユーザーは「今後数週間のうちに」、「SharePoint Online」と「OneDrive for Business」の機能を条件付きで使用できるようになるという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。