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よいリーダーになるために--7つの新年の目標

John McKee (Special to TechRepublic) 翻訳校正: 石橋啓一郎2012年01月12日 07時45分
特集

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 「切実」という言葉には、強く心に訴える、止むに止まれないという語感がある。

 コーチングをしているわたしは、新年の目標をあまり信用していない。50%以上の人が1週間以内に目標を破ったことを認めたという統計を見たことがあるし、ほぼすべての人(2008年に行われた調査によれば、約87%)が、1か月後には気にもかけなかったと認めている。

 新年の目標の問題は、それがせいぜい「希望」に過ぎないということだ。例えば、「もう少し貯金したい」「もう少し痩せたい」「今年こそは昇進したい」といった目標には、切実さが欠けている。

 一方で、わたしは年間計画を立てることは重要だと考えている。その計画は、自分の部門のためのものでも、自分のビジネスのためのものでも、生活のためのものであっても構わない。あらゆる証拠が、上手に作られた計画は、成功の確率を大きく上げることを示している。

 上手に作られた計画は、分かりやすく記述されており、目的が定義されている。それに加え、スケジュールが定められている。いつまでに、何をどの程度行うかが示されているのだ。また、よい計画は進捗の度合いを測ることができる。さらに、計画が進むにつれ、最善の結果が得られるように、計画には変更が加えられる。

 以下では、よいリーダーになるための7つの目標を紹介しよう。

 1.自分が属する組織のための、自分の計画を立てる。この計画は、組織内の他の人のために作るものと同じかもしれないし、そうならないかもしれない。「自分自身」の計画を立てれば、それが守られなければ自分のプライドが傷つくため、その計画を大事にするはずだ。誰もまともに信じないような形式的な年間計画を作っても、あまり実行されない。

 2.もっと多くの質問をする。最高のリーダーは、他の分野で成功している人と同じ資質を身につけている。自分には知らないこともあると理解しており、時間の75%を質問するのに使い、自分が話すのには25%の時間しか使わないのだ。多くのリーダーは、逆になってしまっている。

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