Creative Technologyは米国時間6月14日、米国際貿易委員会(ITC)が特許侵害の疑いでApple Computerのデジタル音楽プレーヤー「iPod」の調査を開始する計画であることを明らかにした。
ITCは独立政府機関で、特許権侵害や不公正取引に関する調査を行っている。同委員会では、Creative(本社:シンガポール)とその米国子会社Creative Labsが5月に2件の訴訟を提起したことを受け、調査に乗り出すことになった。
競合するポータブルデジタルメディアプレーヤー「Zen」のメーカーであるCreativeは、AppleのiPodはZenおよび「Nomad」の両デジタルメディアプレーヤーが保有するユーザーインターフェース関連特許を侵害した、と主張している。
Creativeは、AppleのiPod、「iPod nano」、および「iPod mini」はCreativeの特許を侵害しており、恒久的な販売停止命令を求める、と主張している。
同委員会はこの件を行政法裁判官に委託し、違反の有無に関する最初の判断を仰ぎ、その後この判断を慎重に検討する。通常、調査への着手から12〜15カ月後には判断が下る。
Appleからコメントを得ることはできなかった。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。 海外CNET Networksの記事へ
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