過去のホームページを文化遺産として捉え、収集事業をしているサービスは世界中に存在する。もっとも有名なのはInternet Archiveが運営する「Wayback Machine」だが、それ以外にも特定地域やジャンルに強いアーカイブサービスは多数存在しており、海外のサイトながら日本語サイトを収集しているサービスも一部に見られる。今回は、日本語サイトを収集・保存していることが確認できるアーカイブサービスを7つ紹介する。
ご存知ウェブアーカイブの大御所。1998年以降、世界中のサイトを収集しており、その数は4600億件にも及ぶ。クロールの頻度も飛び抜けて高い。
Machineをベースにウェブサイトを収集しており、更新は2007年で停止しているが、Wayback Machineに現存しないアーカイブデータが一部含まれている。
日本の国立国会図書館が行っているインターネット資料収集保存事業のサイト。日本国内のサイトに限定されており、対象は国の機関や自治体、法人・機構、大学、政党などが中心。
スタンフォード大学が収集しているウェブアーカイブ。数は少ないが日本語サイトも一部含まれている。インターフェースはWayback Machineに酷似しているが、収集内容は別物。
アメリカ議会図書館のサイト。こちらも数は少ないが日本語サイトが登録されている。プルダウンメニューで対象を「Archived Web Sites」に絞り込むことで検索が可能。
英国議会が運営するウェブアーカイブサイト。Wayback Machineに近いインターフェースを備え、時系列でサイトを閲覧できる。日本語サイトも数多く収集されている。
北アイルランドで運営されているウェブアーカイブサイト。UK Parliament Web Archiveのミラーサイトといっていい内容だが、収集内容は一部異なる。
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