Twitterは米国時間10月4日、自社のサービスのより多くの部分から利益を生み出そうという試みとして、「Promoted Accounts」と名付けた新しい広告方式の導入を開始した。これは簡単に言えば、広告主がTwitterのサイドバーにスペースを購入し、広告主と関連のあるアカウントをフォローしているユーザーに対して、フォローすべきお勧めのTwitterアカウントとして広告主のアカウントを表示させるものだ。
この機能の導入がうわさされ始めたのは7月だったが、当初は個人を対象にしたものと言われていた。今回のプログラムは、少なくとも当面は、企業を念頭において開始されている。
Twitterのブログに投稿されたこの新しいプログラムに関する記事によれば、表示させるアカウントを解析するアルゴリズムは、ユーザーがどのアカウントをフォローし、どのアカウントをフォローしていないかという情報に基づいているという。「たとえば、ゲームに関連するいくつかのアカウントをフォローしているユーザーの多くは、Xboxアカウント(@Xbox)もフォローしている。しかし、ゲーム関連のアカウントをフォローしているのに、Xboxアカウントをフォローしていないユーザーがいれば、TwitterはそのユーザーにXboxアカウントを推奨できる」とTwitterは説明している。
Promoted Accountsは、Twitterのさまざまな部分でより強い注目を集めるための有償のアイテムとして、「Promoted Trends」や「Promoted Tweets」に続くものである。バナー広告やボックス広告は現在Twitterのページに表示されないことから、これらは現在の広告の主要方式となる。
Twitterによれば、Promoted Accountsプログラムはすでに開始されているが、テストに参加しているのは「少数の企業」だけなので、ユーザーがすぐに目にする可能性は少ないとのことだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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