KDDIと増進会出版社は11月30日、業務提携し、生徒の学校外での学習を支援すると発表した。これにともない、増進会出版社のグループ会社であるZ会が、中高生向け通信教育サービスとKDDIの端末・通信サービスを組み合わせた「どこでもZ会プラン」を、2017年2月より提供する。
両社によると、学校教育現場のICT化が普及するなか、学校教育現場における「BYOD化 」(私用端末の活用)など、今後は学校の授業と学校外での学習がICTで結ばれていくことが想定されているという。一方、現状は依然として家庭などWi-Fi環境に依存した学習スタイルが中心となっており、図書館や自習室など学校外での学習環境が十分に整備されていないという課題があった。
そこで今回、学校外の学習においても、ICTを活用して生徒の学びを支援するため、一般の個人・家庭向け市場に向けて、教育と通信を融合させた新たなサービスとして、どこでもZ会プランを提供することにしたという。
どこでもZ会プランは、Z会が提供する中高生向け通信教育サービス「iPadスタイル」と、KDDIが提供するセルラー版タブレット端末および、通信サービスをセットで利用することで、iPad スタイルの学習用アプリ「Z会学習アプリ」の通信が使い放題となるサービス。
12月15日までのiPadスタイルへの予約申込みは、通常サービスの申込みのみとなる。12月16日より「どこでもZ会プラン」の予約申込みが開始される。
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