Googleは米国時間8月2日、同社のインデックスに現在1億5000万件以上登録されている「Accelerated Mobile Pages」(AMP)について、「Google Search」の結果全体にAMPのサポートを拡大するプレビューを提供すると発表した。
AMP対応ページは現在、モバイルGoogle検索の結果上で「トップニュース」セクションに表示されている。今後は、AMPデベロッパープレビューをネイティブ化することにより、ユーザーはすべての検索結果で、AMPで構築されたページをラベルで確認できるようになる。
Googleはブログ投稿で次のように述べた。「われわれはプレビューの提供を開始して、ユーザー、開発者、サイトからフィードバックを得る。それにより、この機能を2016年中により広範に提供する際、一層優れた検索体験を生み出せるだろう。さらにわれわれは、コンテンツを『AMP対応にする(加速する)』ことに関心がある全員に十分な時間を提供し、AMPの実装方法を学び、コンテンツがどのように表示されるかをデモで確認してもらえるようにする」
Googleは、これによってサイトの検索ランキングが変化することはないと明言した。
6カ月前に初めて導入されたAMPは、必要最低限のデータ要件によりモバイルに最適化されたコンテンツを提供している。AMPはニュースメディアのコンテンツを想定しているが、ニュース以外の業界も活用している。たとえば、eBayはAMPを利用して、より高速なモバイルブラウジング体験を顧客に提供している。Googleによると、Eコマース以外では、エンターテインメント、旅行、レシピといったさまざまなサイトに利用されているという。毎週、400万を超える新しいAMPページがGoogleのインデックスに追加されている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」