クラウドファンディングサービス「Kickstarter」で、「Ticwatch 2」というスマートウォッチが人気を集めている。Googleの「Android Wear」でなく、Appleの「watchOS」でもない、「Ticwear OS」というOSを搭載し、直感的に使える操作性が魅力らしい。
Ticwatch 2は、直径1.4インチ(約3.6cm)の円形をしたタッチパネル付き有機EL(OLED)画面を備え、Bluetoothと無線LAN(Wi-Fi:IEEE802.11bgn)による通信などに対応したスマートウォッチ。iOS 8.0以上のiPhone、Android 4.3以上のスマートフォンと連携させ、さまざまな機能を提供する。
最大の特徴は、多彩な操作方法。一般的なスマートウォッチ同様、画面のタップや上下左右スワイプで操作するほか、軽く叩く「ノック」、振る「フリップ」でもコントロールできる。さらに、側面がタッチセンサになっていて、指先で擦ったり触れたりすると、スクロールや選択、ズーム、音量調整などが可能。
マイクとスピーカを搭載しており、ハンズフリー通話に加え、「Ok, Tico」と声をかけると音声操作もできる。
加速度センサやジャイロスコープなどを内蔵し、フィットネスやトレーニング、ランニング用のアプリも使える。位置情報は、GPS、GLONASS、BeiDouの3方式に対応している。
Ticwear OSは、「Ticwear App Store」で提供されるアプリが動かせる。さらに、Android Wear互換モードも備え、Android Wear用アプリも使える。
デザインは、「Charcoal」「Snow」「Oak」「Onyx」の4種類。
Kickstarterでの支援受付期間は日本時間8月25日まで。記事執筆時点(日本時間7月28日21時)でキャンペーン期間は28日残っているが、すでに目標金額5万ドルを大幅に超える約46万3000ドルの資金を集めている。
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