予測入力キーボードアプリ「SwiftKey」の開発元を買収したばかりのMicrosoftが、「Android」向けに新しいキーボードアプリをリリースした。ドキュメントや連絡先を共有したり、メッセージを即座に翻訳したりできるという。
この新アプリ「Hub Keyboard」は、「Microsoft Garage」からリリースされた最新のアプリだ。今のところ、対象はAndroid向け「Office 365」のユーザーのようで、生産性プラットフォームであるOffice 365の各サービスがキーボードのインターフェースに統合されている。
このキーボードの狙いは、テキストメッセージや電子メールを送信する際に、ドキュメントや連絡先を簡単に共有可能にする点だ。これにより、情報を共有するときにアプリの切り替えが最小限で済むという考えだ。
このアプリを利用すると、Office 365のアカウントから「Microsoft OneDrive」や「SharePoint」のドキュメントを検索できる。また、クリップボードや翻訳サービス機能を備えているほか、スマートフォンまたはOffice 365の連絡先も共有可能になる。
より知名度の高いSwiftKeyキーボードについては、Microsoftはこのブランドを維持しながら、同社が「iPhone」向けに開発している「Word Flow」キーボードにその技術を統合する計画だとしている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス