表示された数式を計算しないと時刻の分からない壁掛け時計「Albert」が、クラウドファンディングサービスKickstarterに登場した。算数を学ぶ過程で子どもの計算練習に役立つだけでなく、大人の頭の体操にもよいだろう。
Albertは、四則演算を組み合わせて時間と分を示す時計。ぱっと見ただけでは時刻が分からないので、脳の刺激になりそうだ。壁に掛けたり、棚やテーブルの上に置いたりできる。
日々Albertで鍛えて計算能力が向上しても、飽きることはない。数式の複雑さを4段階に変えられるので、子どもや自分のレベルに合わせて調整しよう。さらに、数式の切り替える頻度を1分間に1回から6回まで設定可能。最速の6回だと10秒で時間と分の数式が変わってしまうため、それぞれ5秒で答えを出す必要がある。
なお、Albertという名前は、相対性理論で有名な科学者アインシュタイン(Albert Einstein)にあやかったもの。Albertで日常的に計算していれば、論理的思考をする習慣がつくかもしれない。ちなみに、今年はアインシュタインが一般相対性理論を発表してからちょうど100周年にあたる。
Kickstarterでの支援受付期間は日本時間7月28日まで。目標金額の2万3000ユーロに対し、記事執筆時点(日本時間7月17日15時)で約4万5000ユーロの資金を集めている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス