マクロミルが実施した「クールビズに関する調査」によると、勤務先がクールビズを実施している人の約9割がクールビズを評価している一方で、スーパークールビズについては半数以上が「やり過ぎ」だと考えていることが分かった。
まず、勤務先がクールビズを導入している男性会社員と公務員に、実際にとりいれているかを尋ねたところ、87%が「とりいれている」と回答。また、そのうちのほぼ全員が来年以降もクールビズの導入を希望していた。しかし、環境省が推進する「スーパークールビズ」については「やりすぎだ」と感じる人が56%と半数を超えた。
クールビズについて好評価な意見が多かったものの、「人によってはダラシない印象になる」、「アロハなどはビジネスと日常を混在させすぎだ」といった意見や、「ビジネスマナーなど気にする人がいて服装に迷う」などの悩みが挙げられた。
社内業務時の女性のクールビズについて、ビジネスマナーに反すると思う服装を男女に尋ねたところ、「お腹の見える服」が72%で最も多く、それに「ローライズ(腰履き)」47%、「胸元の開いた服」41%が続いた。
女性に対して、夏に気になる男性の身だしなみを尋ねたところ、「体臭」が88%で最多となり、それに「わきの下の汗ジミ」64%、「顔のテカリ」52%が続いた。また男性に対して気をつけている身だしなみを尋ねると、こちらも「体臭」が74%で最も多く、「顔のテカリ」45%と「わきの下の汗ジミ」42%が続いた。
調査対象は、勤務先でクールビズを実施している会社員および公務員516名。男女比は男性50%、女性50%。調査地域は、東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県。調査期間6月22日~23日。
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