CESの開幕が近づき、さまざまなうわさが飛び交う中、Microsoftがセットトップボックスや今後発売予定のテレビで稼働する「簡易版『Windows』」をリリースするという新しい情報が浮上した。
これを報じているのはThe Seattle Timesで、セットトップボックスの価格は200ドル前後で、「Windows Media Center」インターフェースを搭載し、2011年のうちに発売される予定だと述べている。
The Seattle Timesが指摘しているように、このテレビ向けインターフェースを搭載するバージョンのWindowsは、新しいものではない。Microsoftは2010年に「Windows Embedded Compact 7」上で稼働するMedia Centerを披露し、テクノロジープレビューとして一般向けに公開している。今回の新しい点は、Windowsを家庭向けの民生ハードウェアに搭載したこと、または、テレビに組み込んだことである。そのどちらも、Googleは発表したばかりの「Google TV」プラットフォームで実現している。
ここで注目すべきは、ARMプロセッサ上で稼働するバージョンのWindowsソフトウェアをMicrosoftがCESで発表するともうわさされていることだ。ただし、The New York TimesとThe Wall Street Journalが2010年12月に報じた記事によると、Windowsのこのバージョンがリリースされるのは少なくとも2年先で、ARM搭載機器向けの完全なOSを提供することを目的としているという。つまり、これはまったく異なるものである。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力