音声検索に対応したGoogleのiPhone向け「Google Mobile App」の新版がついに公開された。公開が遅れた理由が何であれ、待つ価値はあったといえる。CNet Newsが先週、報じたように、同検索アプリケーションは、ユーザーが携帯電話を口元に持っていったことを判別できる。後は、ビープ音の後に検索する言葉を発するだけだ。アプリケーションはユーザーが発した言葉に基づきGoogle検索を行う(ヘッドセットを利用する場合はボタンを押す必要がある。もちろん、検索クエリを入力してもよい)。
このアプリケーションは、すばらしく正確だ。完璧とはいえないが、非常によい。15分の実験時間だったが、頻繁に利用できるアプリケーションと断言したい。
ためしに、知っている人の名前、近くにある商店名、フライト情報、さまざまなデータを検索してみたところ、近くのレストランは違ったが、そのほかの結果はすべて適確だった。このアプリケーションは、携帯電話の位置情報データを利用して結果を絞り込む。つまり、ユーザーが「sushi」と言えば、近くにあるすし屋が検索結果の上位に表示される。
Google Mobile Appは、検索結果をテキストで表示するため、迅速に次のステップに移行できる。もし検索結果に電話番号があれば、その部分をクリックして通話開始できる。だが、車を運転中に急いで接続する場合は、音声で質問し、音声で回答が返るGoogleの番号案内サービス「GOOG-411」の方が便利だろう。
Google Mobile Appの新版を入手するためには、こちらのリンクをクリックするか。iTunesのApp StoreでGoogle Mobile Appと検索すればよい。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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