Uberに次ぐ第2位の配車サービス新興企業であるLyftは最近、Apple、Google、Amazon、General Motorsに自社の売却を持ちかけたという。The New York Timesが最初に報じた。
Recodeによると、Lyftは90億ドルで自社を売却したい考えだったが、思惑通りに事を進められなかったという。Lyftは、競合するUberやDidi Chuxingにも打診したとされている。Uberの幹部はLyftの買収に20億ドル以上を投じるつもりはないと述べたとBloombergは報じている。
Lyftの広報を担当するAlexandra LaManna氏はUSA Todayに対し、「われわれの業界ではさまざまなうわさには事欠かない。われわれはそうしたうわさにはコメントしない」と述べた。
Lyftは6月、テクノロジ分野の合併買収を専門とする投資顧問会社Qatalyst Partnersと契約したとThe Wall Street Journalが報じていた。最も利用が多い時期の1カ月間のLyftの配車回数が1400万回であったのに対し、同期間にUberの配車回数は6200万回だった。
The Informationは以前、Lyftに5億ドル相当を出資するとしていたGMがLyftの買収に関心を示していると報じていた。しかしThe Informationによると、Lyftは新たな資金調達ラウンドを選択し、そこで同社は55億ドルと評価されたという。Lyftは14億ドルの現金を保有しているとされている。
Apple、Google、Amazon、General Motorsの関係者はコメントを控えた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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