Googleが欧州との関係改善に向けた投資を徐々に増額させている。欧州の規制当局が同社に対する監視の目をさらに光らせる中、2015~2017年で約4億5000万ドルを投入する計画だと、The New York Times(NYT)が報じている。
同社は、幅広い種類の活動を経済的に支援している。米国時間7月19日付けのNYTの記事によると、仮想現実を取り入れたベルギーの美術館の展示、欧州の各種ニュース配信企業によるウェブ知識の向上、アイルランドの教員を対象としたデジタルトレーニングコース、YouTube後援のコンサートなどに資金を提供しているという。
欧州ではGoogleに対する規制当局の監視の目はますます厳しくなっており、独禁法違反や租税回避に加え、適切なプライバシー保護を怠っているとする訴えについても調査が進められている。Googleにコメントを求めたが、直ちに回答は得られなかった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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