Appleは、独自の電気自動車(EV)の開発に投資しているのかどうかをまだ明らかにしていない。だが、「Project Titan」としてうわさされるプロジェクトが進行していることを示すさらなる兆候について、Reutersが報じている。それによると、Appleは複数の充電スタンド会社と協議中であるとともに、電気自動車充電技術の専門家を少なくとも4人採用したという。
Reutersによると、Appleは複数の充電スタンド会社に対して各社の基盤となる技術について質問しており、その理由は、自社の従業員向けに充電スタンドを提供すること(同社では既に実施している)以外にあるという。
Appleが「Titan」と呼ばれる電気自動車プロジェクトに取り組んでいるといううわさは数カ月前から流れており、報道では、Appleが同社初の電気自動車を2019年までに出荷することを目指していると示唆されてきた。
Appleは、自社の製品群を中心としてハードウェアとソフトウェアのエコシステム全体を管理することで知られているが、Appleのような企業にとって、自社の電気自動車プロジェクトの一環として充電スタンドへ投資するのは理にかなっている。さらに、Reutersが指摘するように、それはある明確な必要性を満たすものでもある。米国立再生可能エネルギー研究所によると、カリフォルニアでは現在、職場や公共の充電スタンドが約8000カ所あるが、2020年までにその13~25倍の数が必要になるという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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