Reutersの報道によると、米連邦巡回区控訴裁判所は米国時間1月10日、Appleが「iPhone」の開発にあたってGoogle傘下のMotorola Mobilityが所有する技術を侵害したとは認められないとする判断を示した。
これより前の2013年、特許侵害を審査する米国際貿易委員会(ITC)は、Googleが2012年に125億ドルでMotorolaを買収した際に獲得した6つの特許について、Appleによる侵害は認められないとの判断を示していた。もともと、この裁判は2010年に起こされたもので、MotorolaがAppleに侵害されたと主張する知的財産には、ユーザーが携帯電話を耳にあてたときにタッチスクリーンが誤って作動しないようにする技術が含まれていた。
だが、控訴裁判所が審理の対象としたのは、この6つの特許のうち1つだけだった。
Appleが特許侵害や製品をめぐって他のハイテク企業と争うのはこれが初めてではない。Appleは、自社製品のルックアンドフィールをサムスンが模倣しているとして、2011年4月から長期にわたってサムスンとの訴訟を続けている。
この裁判では、2013年11月に再審理が行われ、サムスンに対して追加の損害賠償金2億9000万ドルをAppleに支払うよう命じる判決が下された。その結果、サムスンの支払うべき賠償金の額は合計9億3000万ドルとなっている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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