NTTドコモは10月1日、FOMAユビキタスモジュール「FOMA UM03-KO」を開発したと発表した。2013年1~3月に発売する。
FOMAユビキタスモジュールは、携帯電話の無線部とデータ通信アダプタ機能を一体化した小型モジュール。同社はこれまで、ガスや電力の遠隔検診、タクシーやバスの運行管理、電光掲示板への動画コンテンツ配信、自動販売機の在庫管理などへの提案を進めてきた。
今回開発したFOMA UM03-KOは、従来のパケット通信機能や音声通話機能などに加えて、緊急速報「エリアメール」のすべての配信情報(緊急地震速報、津波警報、災害・避難情報)に対応した。
FOMA UM03-KOを組み込んだ機器の位置情報が確認できる「位置測位機能」、送信最大5.7Mbps、受信最大7.2Mbpsの高速通信も利用できるほか、モジュール内にアプリケーション実行環境を搭載し、組み込みやすさが向上しているという。
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