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au版「iPhone 5」で真に注目してほしいポイント--KDDI田中社長が熱弁

 「とんでもなく調子が良い。MNPもここまでとはビックリしている」――KDDI代表取締役社長の田中孝司氏は、9月21日に発売された「iPhone 5」の販売状況についてこう語り、売れ行きが好調であることを明かした。

 発売から3日間で世界での販売台数が500万台を突破したiPhone 5。日本ではKDDIとソフトバンクモバイルによる、機能やサービス、LTEの通信エリア、基地局数、つながりやすさ、キャンペーン施策などさまざまな面でのアピール合戦が繰り広げられた。

 iPhone 5の発売から5日後となる9月26日、初動の販売状況に加え、au版iPhone 5ならではの強みやAndroid端末、タブレット端末の展開などを田中氏に聞いた。田中氏は「iPhone 5に関して本当に見て欲しい部分がきちんと伝わっていない。僕自身もこんなに違うのかと驚いた」と最初に述べた。

MNPは「iPhone 4S」の5倍以上

 まず販売状況について具体的な数値については発言を避けたが、田中氏によれば、iPhone 5の全予約のうち約4割が新規の顧客だという。また、新規顧客のうち約8割がMNP(携帯電話番号ポータビリティー)でiPhone 5を予約しており、この数は2011年10月に発売された「iPhone 4S」の約5.5倍におよぶという。

 「とんでもなく調子が良い。販売数は相当いくなと思っていたがそれ以上。ビックリしたのはソフトバンクからも相当数流入していること。MNPがここまでいくとは思わなかった。現在の予約の数もかなり多いが、顧客のみなさんにご迷惑をかけずにお渡しできるよう交渉しているので、具体的には店舗に聞いてほしい」(田中氏)。想定以上だったのはソフトバンクからのMNPの数だという。


KDDI代表取締役社長の田中孝司氏

 田中氏はMNPが増加したポイントとしてLTEを挙げる。「iPhone 5ではネットワークに相当焦点があたる。他社のネットワークは結構混んできていると思われていて、そうなるとやはりauのほうがいいよねと。自分で言うのもなんだけど本命感はあるなと思う」(田中氏)

au版iPhone 5の優位点

 好調さの背景について、田中氏はこうも続けた。「僕らとしてはお客さんは見てくれているんだなと。(iPhone 4Sを発売した)去年はうちが当初機能で劣っていたけれど、本当にこの半年で技術陣が追いついて、チューニングなど相当な努力をしてくれた」。技術陣は、4S発売時にかなり悔しい思いをし、それをバネにさまざまな技術的なチューニングを施したというわけだ。

 その結果として現れている、田中氏がもっとも伝えたいことは「電池の持ち」だ。アップルはiPhone 5の連続待受時間を225時間と公表しているが、au版はさらなるチューニングによって、これを260時間まで伸ばすことに成功したという。「こんなに違うのかと驚いている」(田中氏)

 具体的なチューニングの1つは、「電波のスキャニング」だ。au版では、LTEが圏外なのにも関わらず、端末側で定期的にLTEの電波を検索するといった“無駄なスキャン”を行わないよう、エリアごとにネットワークのチューニングを施しているという。あくまでもKDDIの調べだが、ソフトバンクはこのようなチューニングを実施しておらず、そのため連続待受時間も160時間となっているそうだ。

  • au版では連続待受時間が260時間

    KDDI資料提供

  • LTEでも緊急速報が受信できる

    KDDI資料提供

  • テザリングは8時間まで使用可能

    KDDI資料提供

 また、au版では「eCSFB」技術を導入することで、待受時の消費電力の削減に成功。音声通話においても発信から着信までの時間が約4秒と、一般的なLTEと比べて約半分になった。そのため、緊急地震速報や緊急速報メール(災害、避難情報、津波警報)なども待機電力を消費せず、受信の時間も短縮できるという。

 さらに、田中氏が強調したのが「LTEと3G通信の切り替えの早さ」だ。au版ではデータ通信中に着信した場合、データ通信は一時中断するが、通話終了後に自動的にLTEのデータ通信が再開する。その切り替えは1秒もかからない「瞬時」だという。この一方で、同社の調べではソフトバンクのLTEでは、通話終了後もLTE回線からしばらく3Gへ切り替わったままになってしまうと説明した。

  • au版での音声通話における電波切り替え

    KDDI資料提供

  • ソフトバンク版での音声通話における電波切り替え

    KDDI資料提供

  • LTEデータ通信中の着信について

    KDDI資料提供

  • au版のLTEデータ通信中の着信における電波切り替え

    KDDI資料提供

  • ソフトバンク版のLTEデータ通信中の着信における電波切り替え

    KDDI資料提供

LTE基地局は年末までに約1万局に

 続いて田中氏は、山手線エリアを例に、LTEの電波状況を説明した。9月20日時点では3G表示レベルのエリアも多く見られたが、9月24日時点ではこのうちのほとんどが4G表示レベルへと強化されているという。

 また基地局についても、ソフトバンクは1つの基地局機能のみで小容量かつエリアも狭い「オムニセクタータイプ」であるのに対し、KDDIは複数の基地局機能を1箇所に設置し、大容量かつ広いエリアを確保できる「セクタータイプ」だと主張した。

  • au LTE電波状況(山手線)

    KDDI資料提供

  • 山手線LTEエリア状況

    KDDI資料提供

  • 基地局タイプとカバーエリア

    KDDI資料提供

 田中氏は「何で基地局数が変わらないのにauのエリアが良いかというとそういうこと。いま相当な勢いで立てているので、年末には1万弱まで増やせる予定」と自信を見せる。

【10月10日19時30分追記】KDDIの主張に対してソフトバンクは「当社のFD-LTEの基地局については、ほぼすべてが3セクタータイプの基地局を使っている」とコメント。「実際に3セクタータイプの基地局はすべて稼働しているのか?」という質問についても「そうです」と回答している。

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